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【つまみ細工】成人式や七五三の髪飾りの定番!歴史から作り方まで簡単に解説!

こんにちは 和み屋です。

今回は和み屋の作品の基本となる「つまみ細工」についてお話ししようと思います。

つまみ細工とは
小さな布を「折り」「つまみ」四季折々の花や季節のモチーフを表現し、櫛やかんざしを華やかに彩る東京都指定の伝統工芸です。

200年以上昔、京都の康照卿(やすてるきょう)が妻の古着の切れ端を使ってくす玉かんざしを作ったのがはじまりと言われています。
そのくす玉かんざしを後桃園天皇(ごももぞの)に献上し、それを見た宮中の侍女達がつまみ細工を作るようになりその後つまみ細工はかんざしに応用され世に広がり、明治に入ると手芸の1つとして庶民にも広まったそうです。
歴史ある工芸品ですが、師弟間での技術伝承が行われ書物として残っているものが少なく詳しい事はわかっていません。

一見すると難しそうに見えますが、シンプルな二つの技法が基本です。
丸くふっくらとした可愛い印象の花弁が特徴の「丸つまみ」と剣のように尖って細くすっきりしたクールな印象の花弁の「剣つまみ」。この二つの技法を組合わせたり応用したりして色々な花鳥風月を表現しています

伝統的なつまみ細工は羽二重という薄い絹の生地が使われますが、扱いが難しいので近年は比較的扱いやすいちりめん生地を使用する物も増えています。当ショップではより身近につまみ細工に触れて頂けるよう主にちりめん生地を使用しています。

舞妓さんの花かんざし
舞妓さんの花かんざしにも花かんざしが使われています。
花かんざしはその月々で決まった花や樹木があり季節にちなんだモチーフで作られます。例えば、春3月は菜の花、秋10月は菊などです。
花かんざしの目的は植物などのにあやかり邪気を払う事や季節の行事を表す事と言われています。

つまみ細工に必要な物
・生地    (ちりめん生地や羽二重生地など)
ピンセット (先は細く長いものが使いやすいです)
・はさみ   (こちらも先が細いものが良いと思います)
糊またはボンド (でんぷん糊、ボンドは糊より早く乾くので初心者向けです)
・ロータリーカッター、カッティングボード、定規
(生地を真っすぐに裁断するにははさみではなく定規とロータリーカッターのご使用をお勧めします)
クリアファイルや牛乳パックなどの空きパック  (糊をつける際などに使います)
竹串など  (細かい所に糊をつける際などに使います)
洗濯ばさみやクリップなど  (糊が乾くまで固定する際などに)
ふきんなど (糊のついた道具や指を拭くため)
・厚紙やコンパスなど  (台紙の作成に)
やっとこやペンチなど (アクセサリーなどにアレンジする際に)


★の物をご準備頂ければつまみ細工が作れるキットをご用意しています。
ぜひ挑戦してみてください!!
ほとんどの物は、ご家庭にあるものですし100均でも揃えられると思いますので、お気軽に始められると思います。

小花キット
ピアスキット

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